剣道の間合いについて [剣道の基本]
■間合いについて
間合いとは、自分と相手の距離(時間的距離と空間的距離を含む)をいう。
1)一足一刀の間合い 触刃から交刃の間
剣道の基本的な間合いで、一歩踏み込めば相手を打突出来る距離であり、一歩さがれば相手の攻撃をかわすことの出来る距離である。中段に構えた交互の剣先が約10cm程交差した程度が一般的距離である。
2)遠い間合い 遠間 とか 間刃の間
相手の竹刀との間に、程度の差はあるが間隔のある間合い。
一足一刀の間合いより遠い間合いで、相手が打ち込んでも届かないかわりに、自分の攻撃も届かない距離である。
3)近い間合い 近間
自分の打ちが容易に届くかわりに、相手の攻撃も届く距離をいう。
竹刀の中結いぐらいまで相手の竹刀が入った間合いで、この状態で打突できなければ気攻めで負けて、打たれたものと考える。